来年の干支は「甲辰(きのえ・たつ)」、十二支「龍」を書く。


今年Jazzライブで知り合い、後に私の書(「敬天愛人」)を
高値で購入してくださった、
86歳のお元気な男性に送ったのは、
来年の干支で「龍」の字を。

 

ところで、先日用意した誕生日プレゼントは何だったでしょう?

実は毎年暮れになると、色々な人から翌年の干支を頼まれているのですが、
たまたま誕生日だと知った女性の方には、お祝いも兼ねて「金の色紙」に書きました。
絢爛豪華な「龍」でしょう(笑)まあ、喜んでいただけたようで。

ところで、干支の説明をすると、

来年は「甲辰」、つまり、十干が「甲(きのえ)」、十二支が「辰(たつ)」となる年。

この二つを繋げて干支(えと)と呼ぶのだが(十干は「じゅっかん」でなく「じっかん」が正しい)、

十二支の「辰」は東南東を示す方角(時刻にすると午前8時前後の2時間)であり、

動物の名ではありません。

十二支は勝手に動物を当てはめたもの。

ご存じ「ね・うし・とら・う・たつ・み…」の順で行くと、5番目の「辰」は「たつ」と読むので、

架空の生き物「龍(竜)」になるのです。

「龍」を簡略した字が「竜」(「竜」は常用漢字)。
注:国によって動物の名(猪が豚だったり)が若干異なり、
干支の説明には他の説もあります。