中国駐大阪総領事を表敬訪問ー日中友好の「書」を贈呈

薛剣総領事に「書(敬隣永安)」を贈呈

2024年1月25日、中国駐大阪総領事館にて

お忙しい中、予定時間どおり薛剣総領事が入室され、明るい声で「お久しぶりです!」
我々の到着を本当に喜んでくださったようで、感激です。

改めて挨拶がてら駐大阪総領事としての現在の心境と、日中友好を願う思いを淡々と語り始め、時間がオーバーしてもその熱意に皆な真剣に耳を傾けていました。

私は総領事の話のタイミングを見計らい、揮毫してきた掛け軸「敬隣永安」を贈呈しました。

来年の干支は「甲辰(きのえ・たつ)」、十二支「龍」を書く。


今年Jazzライブで知り合い、後に私の書(「敬天愛人」)を
高値で購入してくださった、
86歳のお元気な男性に送ったのは、
来年の干支で「龍」の字を。

 

ところで、先日用意した誕生日プレゼントは何だったでしょう?

実は毎年暮れになると、色々な人から翌年の干支を頼まれているのですが、
たまたま誕生日だと知った女性の方には、お祝いも兼ねて「金の色紙」に書きました。
絢爛豪華な「龍」でしょう(笑)まあ、喜んでいただけたようで。

ところで、干支の説明をすると、

来年は「甲辰」、つまり、十干が「甲(きのえ)」、十二支が「辰(たつ)」となる年。

この二つを繋げて干支(えと)と呼ぶのだが(十干は「じゅっかん」でなく「じっかん」が正しい)、

十二支の「辰」は東南東を示す方角(時刻にすると午前8時前後の2時間)であり、

動物の名ではありません。

十二支は勝手に動物を当てはめたもの。

ご存じ「ね・うし・とら・う・たつ・み…」の順で行くと、5番目の「辰」は「たつ」と読むので、

架空の生き物「龍(竜)」になるのです。

「龍」を簡略した字が「竜」(「竜」は常用漢字)。
注:国によって動物の名(猪が豚だったり)が若干異なり、
干支の説明には他の説もあります。

 

梁祝(リャンチュウ)講演と新年会

ブログで何度かご案内しましたが、午後から渡辺明次(「梁祝会」会長)先生の講演会と「梁祝会」主催の新年会でした。

但し、この講演会は日中翻訳学院主催の創立10周年記念イベントの一環で、
学院長に就任された高橋弥守彦大東文化大学名誉教授の基調講演で始まる「日中中日翻訳フォーラム」なのです。ここに渡辺先生特別出演の枠を設けてもらったわけ。

04会場は西池袋の「IKE・Bizとしま産業振興プラザ(旧勤労福祉会館)」。壁には私が揮毫した「梁祝会」と「碑文の2行」を貼ってスタート。

03内容については前回のお知らせで軽く触れましたが、まさに「梁祝(リャンチュウ)伝説の真実に迫る講演」でした。

梁祝伝説とは、中国4大愛情伝説の一つで(他は孟姜女、白蛇伝、牛郎織女(七夕))、中国では知らない人はいないという人気の伝説ですが、渡辺先生の研究は。中国・寧波で見つけ出した、ある石碑に書かれた難文を解読(翻訳)し、大変な事実を発見、伝説という定説を覆したのです。

翻訳した和文を皆さんに配りながら曰く「実はあまり公表したくないのですが」(笑)、

002梁祝伝説を知らない翻訳学院の生徒さんたちも出席の中、皆さん最後まで熱心に聴講されていました。

渡辺先生の熱演が時間を忘れさせたようで終了時間がだいぶ押してしまいましたが、
その後の「新年会」はスタートを1時間ずらして18:00からに延ばしておいたのが結果的に慌てずに済みました。

003会場は、「養老の瀧・池袋南口店」。
すっかり定番になりましたが、講演会に出れなかった絵美さんと、福島から山田会長(写真中央)が駆けつけてくださり、また、初参加の田中さんを紹介することもできました。(左端は瀬野元重慶総領事)→

02_2ところで、福島の山田会長は東北圏に9件の養老の瀧を経営するオーナー社長なのです。
そのお陰でしょう、会費4000円(飲み放題)なのに、その2倍の会費でも良いくらい、高級料理も続々と出てくる!毎度のことですがお腹いっぱい。

 Photo_3しかも、今夜は近くのホテルを予約しているという山田会長が淋しそうで、会が終わったあとも私と数名が付き合って飲みなおし。終電車を気にする時間となりました。

 改めて思うに、ここにいるほぼ全員が現在も仕事をこなしている、これってスゴイことでしょう。
本年も「梁祝会」をよろしく!のスタートでした。(^_^)v

今年は三が日があっという間に終わって

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ずっと寝ていたわけでもありませんが、遠出はしなかったし、
ウォーキングもいつものコースでなくちょっとだけ。

 2019bougitopsTVはつまらないのでパソコンに向かうと、我が社と自分個人のHPが去年のままなのに気づく。

いつか書いたように、仕事でお得意様のウェブサイトを一年中いじくっていると(更新作業をしていると)、自分のはおろそかになってしまう。

2019bougi02_3「皆んなそんなものだよと」他人は言うけど、やっぱり何とかしなきゃ。

  そんなわけで、年末に途中で止めたままのを完成させました。

画像:上が会社、下の2つは個人の書道サイトですが、更新したのはこれらのページ(トップページ)だけ。
古くなった情報は直しましたが、三が日はこれで精一杯。

今年は例年に無く何もしない寝正月。(笑)
これもまた良いものでしたが、さあ、月曜からは気を引き締めて"パワー全開"です。(^_^)v

『和の会』のホームページ

Tsukamakoto2009-09-16

和の会」のホームページ作り直しました。
もともと5月の展覧会(「和の会」展)用に作ったままだったので、作り替えたのです。

表紙は安雲霽先生の絵と、私の書のコラボ、新作です。

舞台作家や日本画家など、
だんだんアーティストの『和』が広がっています。

今後は、「和の会」の活動や予定を頻繁に更新して行きますので、
ヒマな時にでも、是非ご覧ください。http://www.wanokai.com/(^^)v

中国茶の講座-2日目

今日は中国茶の会『遊茶房』、2回目の講座。

お茶をただ飲むのではなく中国茶の講義を聴いてから味わうのでとても興味深いです。
私は頼まれていたこの会の名『遊茶房』を揮毫して来ました。(幅68cm)

<今日はお茶の種類のお話>
4,000種もあるお茶の違いは、原産地の自然環境と人文選択で決まると言う。
緑茶、ウーロン茶(鉄観音)、プーアル茶、それぞれ産地の風土や人との関わりの歴史を聞いた上でいただくので、味わいが倍増します。


『お茶の香りは産地を想い出す』それがお茶の楽しみ。ですって、いいですね!

中国茶の講座

先日、[お知らせ]に掲載した、「遊茶房」という会の中国茶文化講座に行って来ました。

参加されていた方々は立派な教養を持った方々、講師の干文先生は26歳の若さ。
人民日報の記者で、中国茶の最高権威のお弟子さん。

茶とは?から歴史・文化まで学ぶもので、資格が上・中・初級とあるそうです。
上級となると4,000種以上あるというお茶を利き分け、年に一人受かるかどうか?
初級は就職に有利な国の資格だそう。

また、中国では基本教養の?音楽?詩?書?画?囲碁に、+αとしてお茶が必ず介在する。
これは素晴らしい。まさに縦割りを繋ぐ役目ではないですか!
色んなお茶を味わい香りも楽しみ、和やかな会話が生まれる。
日中文化交流には持って来いですね!

皆さん曰く、「もっと知りたい!次回もとっても楽しみ